浪費こそ至福のとき|割り切って使ってしまおう
みなさんはお金を使うときに心がけていることはありますか?最近老後2000万円問題や、新NISA開始などが話題になっており、より一層「投資」に注目が集まっております。投資をし始めた方は、自分自身の日々のお金の使い方について見つめ直した方も多いのではないでしょうか。自分の資産を増やしてくれる投資商品をを知ると、自分の私欲を満たす浪費が悪いことのように感じることがあります。しかしそうではありません。そんなこんなで今回は、「浪費」というテーマでお話します。
お金の使い方:投資・消費・浪費に分類される
そもそもお金の使い方は、投資・消費・浪費に分類されます。それぞれがどういった内容の出費なのか簡単に説明します。
- 投資:使ったお金以上のリターンが返ってくる可能性のある出費。
※もちろんリスクもあるので、必ず返ってくるとは限らない。
例)株式の購入、不動産の購入、スキルアップのための自己投資など - 消費:生活に必要不可欠な出費。
例)家賃、水道光熱費、食費、通信費など - 浪費:上記に当てはまらない全ての出費。
例)娯楽費、ギャンブル費、交際費など
⚠️「娯楽費は人生を楽しむの必須だから消費」だという意見もあるかと思いますが、今回は感情を一切考慮しておりませんので、浪費に分類しています。
投資より浪費の方が難しい
最近話題のインデックス投資では投資商品さえ間違えなければ、投資タイミングを気にせず淡々と機械的に積み立てることである程度の成果が望めることがわかっています。
したがって、投資というのは同じものを買えば同じ成果が出るので、誰もがおおよその合格点をとれる方法があると言えます。
では浪費はどうでしょうか。誰かの真似をしたところで自分が幸せを感じることができるとは限りません。ゴルフの趣味の人が新しいクラブを買うととても幸せになりますが、ゴルフに興味ない人が新しいクラブを買ったところで幸せにはなりません。
自分が幸せを感じるための浪費というのは自分にしかわかりません。
どんな浪費が自分にとって幸せなのかは色々試してみるほかありません。「Try & Error」を繰り返してください。「Try & Error」については下記の記事で詳しく書いています。まだ読んでいないという方是非一度ご覧ください。
浪費するときの注意点
私は人生というのは浪費をするためにあると考えています。いくらお金を貯めても使わないと意味がないからです。しかしながら、あることに気をつけないと浪費をしても幸せにならない、または不幸になってしまうことがあります。それはずばり、
予算内であることです。
予算内であることは浪費をする上での絶対条件です。理由は2つあります。1つ目は生活面です。借金をしてまでも浪費するのはNGです。生活が破綻してしまいます。浪費は基本的には生きていくのに必須ではありません。幸福になろうとして、生活ができなくなってしまうのは本末転倒です。
逆に言ってしまえば予算内であれば何を買ってしまっても良いです。買って満足したかは自分の気持ちに従えばいいです。それをヒントに今後の浪費に役立てるのです。
2つ目は精神面です。「買えない」と「買わない」というのは精神的に大きく異なります。「買えない」という状態はそれ以外に選択することができないため、実に歯痒い状態です。しかし、予算内であれば買う買わないの選択を自らで決定することができます。いつでも買えるから今は買わないという選択は、精神的にかなりゆとりがある状態で言えます。
まとめ
今回は「浪費」というテーマで書きました。
投資や節約などの情報はネット上にたくさんあります。それらを真似をすればある程度満足のいく結果が望めます。しかしながら、浪費はそうはいきません。自分が満足する浪費というのは自分にしかわかりません。
予算内であればいくら失敗しても構いません。自分が最高に満足のいくお金の使い方を見つけてください。
そして、最高の人生を送ってください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。